新居がついに完成!こだわって良かったポイントとこだわる必要がなかったポイントを紹介。狭い家でも大満足の理由


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こんばんわ、KAZUです。

1年越しの計画の末、遂に新居が完成しました!

今回は実際に2か月住んでみて、「ここはこだわって正解だった」という点や、「ここはもっとこうすれば良かった」という点を紹介していきます。

家の広さ、大きさは満足度に関係なし

まず最初に、我が家はとても狭いです。

というのも、土地が狭いのではなく、家の裏手が崖であり「崖条例」というものの制限でだいぶスペースを空ける必要があったこと、そして家の全面はなるべく広く庭を取りたかった結果、建物自体がだいぶ小さくなってしまったのです。

具体的には建坪で15坪ほど、総二階なので延床は30坪弱となりました。間取りで言うと2sLDKとなります。

最初は「一戸建てで30坪以下なんて狭すぎじゃないか?」とか「2LDKじゃ賃貸並みだな」などと思っていたのですが、実際に住み始めてみるとなんの不便もない。むしろ快適なことに気づきました。

建坪は可能な限り狭い方がいい理由

まず、建坪が小さいほど建築費用は安く済みます。ほとんどの工務店やハウスメーカーに坪単価という目安があり、例えば坪単価50万円の工務店で延床30坪の家を建てれば1,500万円ですが35坪の家の場合は1,750万円となり、250万円も高くなるわけです。

新築の計画をしているときには大きな金額の計算となるため、金銭感覚が麻痺しがちですが、35坪の家から計画変更で30坪の家にした場合、新車が買えるほど安くなるということです。実際にその金額を家の設備に回せば、すべての設備をワンランクほどグレードアップしてもお釣りがくるでしょう。後述しますが新居の満足度や不満な点は設備関係が大きな割合を占めるのです。

さらに建坪を小さくすることで電気代を抑えることができます。

電気代は基本的に空間の広さに比例します。同じように使っているつもりでも、アパートと一戸建てでは照明の数も違いますし、ほとんどの場合リビングや寝室などが広くなっているでしょうから空調にかかる費用も高くなります。

その電気代の上り幅も小さめの家にすることで抑えることができるわけです。電気代は毎月、そして住んでいる限り一生払っていくものですから、安く抑えることができるならそれにこしたことはありませんよね。

もちろん子供の人数や家族のライフスタイルに合わせて必要な部屋数や広さというのはあると思います。それらを確保した上で、最低限の広さで構成することをおすすめします。

「リビングは20帖以上ほしい」「客間は1部屋作りたい」と言った計画は、一度立ち止まって考えなおすことをおすすめします。

風呂、キッチンなどの設備はこだわって良かった

家の広さにはこだわらなかった我が家ですが、その分こだわった部分があります。それが「家の設備」、もっと詳しく言えば「お風呂」「キッチン」です。

風呂キッチンは毎日使うものだし、特に私は風呂が好きなこともあって工務店が最初に提案した設備よりはかなりグレードを上げました。さらにパナソニックの「美包湯」というオプションと、音楽を聴くためのスピーカーを取り付け。結果的に毎日のお風呂が楽しくなったため大正解だったと言えるでしょう。

キッチンに関しては、工務店の標準で付くIHヒーターが使いにくそうだったため変更、そしてカップボードをキッチンと揃いで2台入れました。メーカー品のカップボードはカタログ価格を見ると目玉が飛び出るような価格ですが、実際に見積もりを出してもらうとそれほど高くもなく、どちらにせよ食器棚は必ず必要なわけだし思い切って入れることにしました。

作り付けのため地震で倒れる心配がないこと、さらにキッチンと揃いのシリーズにしたことで一体感があり、誰が見ても「おしゃれなキッチン」となりました。最近はLDKが主体のため来客はリビングでもてなす家がほとんどでしょうから、目を引くようなキッチンはちょっと自慢ですね。おしゃれはとても大事。

逆にこだわる必要がなかった部分も

お風呂やキッチンはこだわって正解でしたが、逆にこだわったけど必要なかったかなという部分もあります。

中でも「壁紙」が最たるものでしょう。家を設計する際には部屋の数だけ壁紙を決める必要があります。女性はこういった作業がとても楽しいらしく、うちの妻も楽しんで選んでいました。

しかし住み始めると、結構どうでもいいのが壁紙という存在です。我が家の場合はアクセントウォールとして寝室の4面のうち1面だけ違う壁紙にしたのですが、住み始めた当初は「この柄は失敗だったかな」と話題になったのです。

壁紙やサイディングの色は見本で見るのと実際に貼ってあるのをみる見るのでは大きく印象が異なります。私は昔からこの現象を「味噌汁理論」(味噌汁は一口味見したときには丁度良い濃さでもお椀一杯飲むと濃すぎたことに気づく現象)と呼んで気を付けているのですが、寝室のアクセントウォールで見事にハマってしまいました。いやぁドギツイことドギツイこと(笑)

しかしこの濃すぎた味噌汁のような壁紙も住んで1週間もする頃には全く気にならなくなりました。慣れたのです。

さらに寝室と子供部屋の天井は、昼間に蓄光することで夜には鮮やかな星空を描く壁紙にしました。こちらは逆に完成当初には感動モノの出来で、やっぱりこれにして良かった!なんて思っていたのですが、こちらも1週間もしないうちに全く気に掛けることがなくなったのです。想像してみてください。夜寝るときに天井を見つめている時間なんてどれくらいありますか?というより視力の低い我ら夫婦は、眼鏡を外してしまうと全く見えず・・・天井に映し出された満天の星空を拝むことはほぼないという結末に・・・

このように壁紙は慣れる。それが例え良いものでも、悪いものでも。っていうか、散々悩んで決めた壁紙も、完成の時にはどれを選んだのかほぼ忘れています。それが壁紙というものなんです。

ですので壁紙選びはほどほどに。良いものを選ぶ必要もなく、選択を失敗したと思っても1週間の辛抱です。そこには神経をすり減らしてまでの選択の必要はないということですね。

しかし床の色はこの色にして良かったなぁと今でも思うから不思議なものですね。

まとめ!

さて、今回は我が家の新居でこだわって良かった点、こだわったけどどうでも良かった点についてまとめました。

まだ住み始めて2か月程度なので、まだまだこれから気付く点もあるかと思いますが、とりあえずの感想です。

皆様の新築計画の参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは、また。


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