おはようございます。kazuです。
先週の日曜に静岡から連れて来たウチのうさぎさん。
ペットショップの店員さんから「おウチに慣れるまで1週間はそっとしておいてあげてね」と言われたため、この1週間はほぼ餌のお世話と簡単な掃除くらいで、ほぼ放置でした。
そして今日で1週間。そろそろいいんじゃない?
(1週間計画現在のモフィのケージ内)
最初の1週間
どうして1週間は触っちゃダメなの?
うさぎは警戒心が強いです。そりゃあの容姿ですもんね。肉食動物に襲われたらあっという間にやられてしまうでしょう。戦闘力は多分2くらいです。
そのうさぎに「ここってもしかして・・・安全?」と知って頂くために1週間は放置するわけです。そこで変に触ったり構ったりするとうさぎの警戒心は解けずいつまでも懐いてくれないわけです。
懐いてくれないだけならまだしも、ストレスから拒食になったり、ひどいと病気になってしまうわけです。そりゃいかん。
うさぎに限らず、小動物を飼う場合は同じように環境に慣れされる時間が必要ですね。可愛いからって撫でましたりケージの外からジー-ーーーーっと見ちゃだめってことです。
ウチのうさぎの1週間
うさぎは耳が良いんです。うさぎの特徴といえば「長い耳」ですよね?あれは野生で天敵の接近をいち早く知るために進化したものです。
なので音に超敏感。最初はリビングにケージを設置する予定でしたが、リビングはテレビの音や我々の生活音、時折発する我が子(4)の奇声できっと落ち着かないだろうということで、急遽寝室へ移動。
リビングから続きの部屋なのでドアを開けていれば様子は伺えます。そしてちょいちょい遠くから眺めては家族でニヤニヤしていました。
我々が寝るときは当然寝室に行くのですが、ケージに近寄るとウチのうさぎ、寄ってくるんです。
手を近づけると匂いをクンクン、そしてペロペロと舐めてくれます。可愛いのう・・・と思いましたが、ふと思ったことが。「この子、警戒心ないんじゃね?」
思い起こせば初日。長い道のりを超えて(車で2時間)はるばる我が家へ到着。餌をちゃんと食べてくれるかな〜なんて心配していたものの、餌箱をいれたらガツガツ食う。
翌日からは餌箱をケージに入れる手を押しのけて餌箱にかじりつく。うん。警戒してないね。
警戒心の強いうさぎの中でも、ミニレッキスは結構甘えん坊で1人の時間より飼い主と過ごす時間の方が好きだそうです。
2〜3日目頃にはすっかりリラックスしており、まるで10年来の我が家のように過ごしていました。一応1週間は・・・と思い必要以上に構いましませんでしたけど。
外に出してみる
1度ケージの掃除のために外に出してみました。外って言っても部屋の中ですよ?ケージの外です。
扉を開けても入り口周辺をクンクンするばかりでなかなか出て来ません。やはりケージ内は落ち着くものの、ケージの外は彼女にとっては未知の世界のようです。
なかなか出て来ないので抱っこして外に出すと、あっちこっちクンクンクンクン。そして縦横無尽に走り回っておりました。
肉球のないうさぎにとってフローリングは走りにくいらしく、ズルズルと滑ってはいましたがうさぎってかなり速いんですね。
慣れてきたら実家の庭で遊ばせようなんて考えてましたが、やはりハーネス&リードは必須ですな。野良猫も多いのでびっくりして飛び出されたら絶対に追いつけません。
ケージの掃除が終わり、ハウスさせようと捕まえるのも大変でした。抱き上げようとするとやはり少し嫌がります。抱っこしてしまえばおとなしいんですが、それもリラックスしているのか怯えておとなしいのかはまだ判りません。
そろそろしつけを
うさぎにもしつけが必要です。
犬のように芸を仕込む訳ではありませんが、「自分の名前」と「トイレの場所」、「無駄噛み禁止」は覚えさせた方がいいようです。
名前を覚えさせる
うさぎも自分の名前を覚えるんです。覚えさせるにはコツがあって
- 呼びやすく解りやすい名前をつける
「グリムジョージャガージャック」や「アーロニーロアルルエリ」はダメです。もっと短く発音しやすい名前でないと。我が家は妻が「モフィ」と命名しました。
- 「ちゃん」や「くん」をつけて呼ばない
「モフィちゃん」や「モフィくん」は別の単語として認識されるため、「モフィ」の部分が自分の名前であると理解できません。しっかりと自分の名前を覚えるまでは敬称はつけずに呼び捨てで呼びましょう。
トイレを覚えさせる
トイレの場所については、うさぎは角の隅っこでする性質があるらしいので割と簡単にしつけられるようです。それでもウチの子はケージ内の至る所でしております・・・まぁまだ2ヶ月に満たないコだし、ぼちぼちやっていきます。
ケージの床はすのこ状になっているのでお粗相してしまっても下に落ちます。全体の比率をみると、トイレがやや多いかな〜くらいなのでまだトイレをトイレとして認識はしてないみたい。それでもおしっこはトイレでしているみたいなのが謎。
すのこ状で下に落ちたのはトレーが受け止めてくれるので、それをトイレに入れて「ここがトイレだよ〜」と認識させる作戦でいきま。
無駄噛みさせない
これが一番重要です。
「長い耳」と並んでうさぎの特徴に「鋭い前歯」があります。この前歯は一生伸び続けるため、野生のうさぎは木をガジガジして研ぐそうです。その習性から、家の中でもあっちをガジガジ、こっちをガジガジしてしまうんですね。
中でも電気のコードをガジガジされたら大変です。漏電して火事になるかもしれませんしね。
その「無駄噛み」をさせないためのしつけはうさぎを飼う上で必須になるでしょう。
方法は簡単で、噛んだら叱る。それだけ。
ただしうさぎを叩いたりしては絶対にダメです。動物愛護法違反で私が怒ります。
うさぎを叱るときは↑で書いたように「大きな音」が苦手なので、その習性を利用して音で叱るのが最も効果的です。
方法としては「床を叩く」これが一番。うさぎが威嚇行為として行う「スタンピング」というのがあります。これは後ろ足を床に叩きつけるのですが、床を叩く音はこれを連想するという訳ですね。
噛んだら地面をドン!これでOK。ただし階下にも配慮をしましょうね。
逆に、全てのしつけで言えることですが「しっかりとできたらご褒美」も効果的ですよ。
普段はペレットとチモシーを食べているうさぎですが、生野菜や果物も大好物です。上手にできたときはご褒美として小さく切ったものを「1つだけ」あげましょう。おかわりさせてしまうとご褒美ということが解らなくなってしまいます。
まとめ!!
ウチのモフィ、めっっっっっっちゃ可愛いです。
しかし動物を飼うということは、その動物の一生を背負うということです。ただ可愛がるだけでは「愛誤」ですからね、きちんとしたお世話をして動物を「愛護」しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは。また。
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