コンビニのオーナーは儲かるのか?セブンイレブンのオーナーを目指してた私が発見した成功する人、失敗する人


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いらっしゃいませ!eveRFreeへようこそ!!というわけでkazuです。

今日はコンビニコラム第2弾として、何万回も議論されブログの題材とされた「セブンイレブンのオーナーは儲かるのか?」というテーマについて考察してみようと思います。

私はかつて、セブンイレブンのオーナーを目指していました。現在は病気で断念しましたケド。

「目指す?金を出せば誰でもなれるのがオーナーじゃないの?」と思う方。そう言う方にこそ読んで頂きたいのが今回の記事です。

なぜこんなにも使い回されたテーマで今更ブログを書くのか。それは私の考えが世間一般の認識とは大きく違うからです。

結論から言いましょう。セブンイレブンのオーナーは儲かります。

簡単に「儲かる」という言葉は使いたくありませんが、もっと誤解のない表現で言えば「食いっぱぐれるようなことにはならない」と思って頂ければいいと思います。

もちろん「やれば誰でも儲かる」という訳ではないことも先に伝えておきます。ではどうすれば儲かるのでしょうか?



私が見た「失敗する人」の共通点

え?あなたはオーナーでここはあなたのお店でしょ?

昔からコンビニオーナーになる人の共通点として付いて回るのが「脱サラ組」という言葉。

「雇われから一念発起、一国一城の主になるぞ!」という気概や行動力は素晴らしい。何も脱サラでコンビニを始めることは悪いことではありません。

しかし、そこにこそ「落とし穴」があるって気付きましょう。

まず、専門分野ではない職への転職ということを理解していない人が多い。

「オーナー」と言えど「職」です。それまで毎日机で事務仕事をしていた人が、あるとき突然「いらっしゃいませー!」と接客をする。従業員を教育する。金銭管理をする。いきなりで本当に大丈夫?

私から見て失敗する人の特徴その1

「セブンイレブンの研修任せでほぼ素人のまま開店、上手くいかないことは本部のせい」タイプ

こういうオーナーさん、ぶっちゃけかなり多いです。「独立したい!」と言ってオーナーになっているのに、雇われ気分で上手く行かないことは上司(=本部)のせいにしちゃう人。

あなたの店なんだから、上手く行かないことを他人のせいにしても何も変わりませんよ?と言いたくなります。

私がオーナーだ!!

そしてもう1点。これは少々穿った見方になってしまうかもしれませんが、「脱サラ」をする人は多かれ少なかれ元の職場に不満のある人でしょう。不満がなければ辞めようとは思わないでしょうしね。

そう言う方に多く見られるのが特徴その2の方

「自分はオーナーだから偉いんだ!レジや品出しは従業員の仕事!」タイプ

はっきりと言っておきます。「オーナーだから偉い」なんて思ってる人には従業員は付いて行きません。

ご存知のようにコンビニは24時間営業が基本です。自分1人や夫婦だけで回すことは不可能でしょう。

となると、従業員さんの力というのはどうしても必要です。その従業員さんが「なんだこのオーナー、まぁ仕事だからやることはやるか」というモチベーションで働くのと、「オーナーがこんなに頑張ってるなら自分も頑張らないと!」と思って働くのでは全然違います。

コンビニは個人事業なので、店の方向性はある程度オーナーが決めることが出来ます。しかしその店の「雰囲気」や「持ち味」を作るのは従業員であることがほとんどだと私は思います。

そういったものって、案外お客さんに伝わっているんですよ?

よほど立地に恵まれていない限り、客商売なんてお客さんに見放されたらそこで終わりです。

お客さんが常に見ているのはオーナーではなく、従業員であるということを知った方がいいでしょう。



オーナーとして成功するために必要なこと

上記の失敗例を省みて考えて見ましょう。

オーナーとして成功するのって、そんなに難しいことではありません。

オーナーになる前に、必ず修行期間を!

まずはこれ。大前提です。

「コンビニオーナーになる」って人生の一大決心じゃないでしょうか。

それをなぜか素人同然でいきなり始める人の多いこと多いこと。人生賭けるのであれば、準備は万端にしましょう。

「コンビニオーナーになろう」と思ったら、しばらく収入が下がろうが「コンビニバイト」を経験すべきです。

世のコンビニオーナーは自店から次のオーナーを排出することに憧れを持ってる方が結構多いです。(私調べ)

近所の「流行ってるお店」に面接へ行って、「オーナーになりたいです!」と熱意をぶつければ、大体のオーナーさんが「普通のコンビニバイト」としてじゃなく「オーナー候補」として色々なことを教えてくれるでしょう。

そうすることでコンビニの仕事の仕方や、オーナーとしてのノウハウを学ぶことが出来ます。開店の時に有利に働くわけですね。

さらに、太っ腹なオーナーさんだったら「オーナー研修」に行かせてくれるかもしれません。

「オーナー研修」とは文字通り、「オーナーになるために研修」でオーナーになる人は必ず受ける必要があります。

1週間の泊まり込みで、費用はなんと30万円ほどかかるんです。脱サラしていきなりオーナーになろうと思ったら当然自腹ですが、バイトとしてオーナーが行かせてくれるならオーナーの奢りでしょう。

というのもこの「オーナー研修」、オーナーだけじゃなく雇われの店長になる人も受けなければいけない決まりなのです。

もしも修行してるお店のオーナーが新店を出そうと思っていたら奢ってもらえる可能性がありますよ。

さらに、新店をイチから経験するチャンスもあるってことです。自分のやる気をオーナーに認められていれば店長の可能性も!

ちなみに「オーナー推薦」という制度があり、修行店のオーナーに推薦されてオーナーになればお祝い金が貰え、勤続5年からは本部へ払うロイヤリティ(セブンイレブンでは「チャージ」と呼びます)が安くなります。もしも修行を2年で終えても、オーナーになってから3年で「都合5年」となりその時点でチャージが下がります。

フランチャイズにとってロイヤリティは最大の出費ですからね。低ければ低いほど良いに決まってます。

このように「修行」には良いことしかありません。ポイントは「流行っている店」ですることですよ!

ボスとリーダーの違いを知ろう

「失敗する特徴その2」で書いた「偉ぶるオーナー」にならないために、「ボスとリーダーの違い」を知りましょう。

私が関心した「一目で違いがわかる画像」を紹介します。

オーナーはどちらかと言えば「ボス」でしょう。「リーダー」の役割は店長がこなすべきであると思います。

しかし、「ボスは偉い」のではなく「偉いからボス」であるということ理解しなければいけません。

従業員の皆さんに、しっかりと認めてもらい「ボス」として機能するためには、まず「リーダー」として同じ立場・目線でやるべきことをこなす事が大事です。

いきなり上で踏ん反り返るだけで、一生懸命引っ張ってくれる従業員などいないという事です。所詮は支払われた賃金の分だけ頑張り、より条件がいいところがあればすぐにでもそちらへ行ってしまうでしょう。

まとめ!!なぜセブンイレブンオーナーは儲かるのか

以上のことを踏まえて出店をすれば、少なくとも「完全に失敗」ということはないでしょう。

失敗するオーナーが共通して勘違いしていることに「楽して儲かる」という幻想があります。

コンビニオーナーは楽ではありません。しかしなぜ儲かると断言できるのか。

それは正しい順序を踏んでオーナーになり、コツコツと積み重ねていくことができればそれがキチンと自分に還ってくるからです。

私がコンビニオーナーになりたかった理由もそこにあります。

「自分の店を育てる」ことにとてつもない魅力を感じました。成功も失敗も自分次第。サラリーマンでは味わえない達成感があると思ったのです。

ネットでは「雇われオーナー」とか「奴隷」とか言われていますが、私はそう思ったことはありません。

失敗する人がいることは確かですが、失敗するにはそれなりの理由があり、そういう人に限ってその理由に本人は全く気づいていません。

さらにそういう人に限って声高に「騙された」なんて言っちゃうわけです。

「コンビニオーナー」、仕事としては悪くないものですよ。

次回は「なぜセブンイレブンは強いのか、世間が勘違いしているフランチャイズの仕組み」なんかを書こうと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは、また。


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