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こんばんわ!kazuです!!

前回前々回が以外にもよく読まれているので調子に乗って第3回を書いちゃいます!

今回は、「コンビニ始めるのって実際いくらかかるの?毎月どれくらいもらえるの?」というズバリなお話をしていきます。

私はもともとセブンイレブンのオーナーを目指していたので、全て「セブンイレブンの場合」のお話になりますが、実際セブンが1番多いので問題ないですよねっ

それではいきましょう!!



コンビニを始めるのにかかるお金

「そうだ、コンビニをやろう」と思っても、一体いくらあれば始められるのでしょう。

最近ではよく「オーナー募集!」ということで地方でも説明会なるものが開催されています。そちらに参加すればおおよそは解ると思うのですが、予備知識0で臨むのもなかなか勇気がいりますよね?

中には「どうせ良いことばかり言って加盟させる気なんだろ?」と勘ぐってしまう方もいるかもしれませんね。

実は私、オーナー説明会には参加していません。と言うのも、従業員として働いていれば本物のオーナーが目の前にいるし、本部の担当社員(フィールドカウンセラー略してFCといいます)も頻繁にお店に来るので知りたいことは聞けば済む話だし、予め「オーナー志望」として雇われていればオーナーが色々とレクチャーもしてくれます。

ですのでここから書く情報は「実際のオーナーから得た生の情報」です。本部の説明会の内容を勘ぐってしまう人でも、経験者の話は紛れもない真実ですから疑いようがないですね。

補足
「良いことばかり言って〜」と書いていますが、実際の説明会では結構厳しいことを言われるそうです。本部としてもやるからには真面目に本気で取り組んでもらった方が当然良いですし、セブンイレブンのオーナー審査は結構厳しいことでも有名です。

セブンイレブンの種類、実は2種類ある

実はセブンって、2パターンの始め方があるんです。初期投資の金額もそれぞれで変わってきます。

「Aタイプ」と「Cタイプ」と呼ばれるものです。ハードルが低く実際に多い「Cタイプ」から説明します。

Cタイプ

土地と建物は本部が用意してくれる

店の備品(電子レンジや什器、セブンカフェなど)も本部からの借り物

月々本部に支払う金額(ロイヤリティ=チャージ)が高い

お店を始めるために必要なものはほとんど本部が用意してくれるため、初期投資がほとんどかかりません。

しかしその分毎月の上納金(セブンではチャージと呼ぶ)が高いため、売上に対しての利益(オーナーの取り分)が低くなります。

店選びも本部が調査して出店を決めた店舗の中から選びます。「ここにお店を出したい!」と言って出してくれるものではありません。自宅近くに都合よく新店が開く可能性なんてほとんどない上に、良さそうなお店は既存のオーナー含めて取り合いになるため他県で始める人も結構います。希望の地域の新店を待っているウチに何年も過ぎたら洒落になりませんからね。

Aタイプ

土地と建物は自分で用意する

店の備品も自分で買う

月々本部に支払う金額(ロイヤリティ=チャージ)が安い

Aタイプは初期投資が高い代わりに月々の費用が安く、繁盛店になればCタイプの比ではない程の利益が見込めます。

しかしその分初期投資は高く、セブンイレブンの店舗(上物)だけで2000万はかかるとのこと。

Cタイプと違い、土地からして自分で用意するため好きなところでお店を開けます。(完全にどこでもいいって訳ではありませんが、比較的にと言う意味で)

「ここ!」と決めた土地で、人生をかけて借金をしてでもやる覚悟があればAタイプでもいいかもしれませんね。

通常は、昔よく見られた「酒屋からのコンビニへ変身」などでよくあるパターンです。

タイプごとの初期投資

AタイプCタイプ共通して支払うのは「加盟金」ですね。こちらが300万円です。高いと思うか安いと思うかは人それぞれでしょう。最低限これを用意できればCタイプなら始められます。

もう1つ、あらゆる備品をレンタルできるCタイプですが、なぜかバックヤードの商品をストックする棚だけは買取です。たかが棚とバカにするなかれ、100万円くらいかかります。

さらに商品の仕入れは当然オーナーの負担になりますが、これもおおよそ600万円くらいでしょうか。もちろん一括で支払えればそれでも良いですが、余裕のない方はいわゆる「掛け」での仕入れが可能です。その分は「借金」となりますが、それは月々の利益から返していくことができます。

つまりセブンの初期投資は

Cタイプなら300万から

Aタイプなら3000万くらい

という程度の感覚でいいでしょう。ただしそれ以外にもかかる費用は借金(オープンアカウントと言います)になり、結構エグい金利が付くので初期投資は多いに越したことはありませんよ。



オーナーのお給料はいくら?

「オーナーっていくらくらい儲かるの?」という質問を何度も聞きましたが、ちょっと考えればわかりますよね?店の利益によって違うってこと。

しかし実際には、セブンイレブンのオーナーには「お給料」に近い制度があるのです。

月次引出金

上で書いたように、商品は掛けで仕入れることができます。しかしそうなると借金(オープンアカウント)ウン百万円からのスタートも割と普通であり、それを返すまでお給料0ではほぼ全てのオーナーが死にます。

他にも「今月は不運が重なって赤字なんだよな〜」ってこともあるでしょう。その月も給料0!はキツいです。

生きる金もない状態では、経営なんて出来るわけない・・・ってことでセブンイレブンは「毎月必ずオーナーが貰える最低金額」というのを設定します。それが「月次引出金」と呼ばれるものです。

例えば月次引出金が30万円の場合、赤字であろうが借金が残っていようが毎月必ず30万円は振り込まれます。そのため店舗の経営状態がどうであれ毎月のオーナーの生活は保証されます。

しかし勘違いしちゃいけないのは、これは本部がくれるお金ではなく「オープンアカウントに上乗せされる」ということ。そのため月次引出金はオーナー自身が決められるのですが、本当に最低限必要な金額を設定するのが普通です。

もしも利益が50万円で月次引出金が30万円の場合、差額の20万円は借金返済に回されます。晴れて借金がなくなるとオープンアカウント逆転といい、発生した利益の全てがオーナーに振り込まれるようになるわけです。

新人オーナーがまず目指すのがこのオープンアカウント逆転ということですね。私が働いていたお店は1年半で返したそうで、これは結構早い方だそうです。

貧困するオーナーはいない?

こうやって書いていると「セブンやれば絶対に食いっぱぐれないじゃん」と思いますよね?

いやいや、そんな美味しい話はありません。それなら全国民がコンビニオーナーになってますよ。

この仕組みの上でも当然「失敗するオーナー」はいます。

その辺についてはまた調子に乗って第4回があればそちらで書こうと思います。



まとめ!!

さて、今回はコンビニオーナーの出る金入る金についてちょっと語ってしまいました。

コンビニは、ただ始めるだけなら結構ハードル低いです。始めるだけなら、ですが。

実際はもっと細かいお金の話もあるのですが、そこら辺は面白くないので割愛します。大きなお金の動きはこんな感じですね。

結構誤解されていることが多く、ネットではイメージだけで「オーナーになるなんてバカ」なんてよく言われているので記事にしてみました。

では、また次回お会いしましょう!!次回は「コンビニの闇」乞うご期待!!

最後まで読んでいただきありがとうございました

それでは、また。

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