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毎度どうも、kazuです。

春になり暖かい日が多くなってくると、背後からヤツが忍び寄ってきますね。そうです、「スズメバチ」です。

我が家は良く言えば自然豊かな土地、まぁド田舎にあるのでハチはかなりの頻度で遭遇します。

3階建アパートの3階なので、ムカデなどの地を這う敵の襲来はほぼないのですが、飛来してくる敵はどうしようもないですね。

今回は「スズメバチが出た時の対処方」についてまとめていきます。

スズメバチの危険性

スズメバチのこと、甘く見ていませんか?

少し前に外来種である「ヒアリ」が日本に上陸したとのことで、ビートルズよろしく全国が沸きに沸いたのは記憶に新しいところではないでしょうか。

その際に外国人タレント(どなたかは失念しました)が「日本のスズメバチの方がよほど怖い」と言っていました。

これ、実はその通りなのです。日本の在来種である「オオスズメバチ」は、世界中のハチの中で最強かつ最恐のハチなのです。

つまりヒグマが普通に生息している地域で「イノシシが出たぞー!」と大騒ぎしているような感じですかね。

ヒアリに噛まれた(刺された)場合、確かに激痛が走り跡が残ることもあるようです。最悪のケースで死に至る事例もあります。

しかしスズメバチは「二撃完殺」、1度刺されて体内に抗体ができた後、再び刺されることでアナフィラキシーを起こし死ぬ可能性があります。

もちろん全ての方がそうなる訳ではないにしても、1度刺されたことのある方にとって「もう1度刺されたら死ぬかも」というのはとてつもない恐怖でしょう。

大切なのは「1度目を刺されないこと」、そして「1度刺されたら以降の人生で絶対に近づかないこと」です。

ハチに遭遇した時の対処法

そうは言っても相手から近づいてくるものは対処しようがありません。

もしも「スズメバチに遭遇した時の対処法」を覚えておきましょう。

外で遭遇した場合

ケース1.外出先で通りすがりに出会う

まず、出先で遭遇した場合の対処法。これは簡単です。逃げて下さい。

戦う必要なんて1ミリもありません。逃げるは恥だが役に立つんです。

逃げる際の注意点として、絶対に接触はしないこと。スズメバチは非常に好戦的です。あなたを「敵」と見なしたら容赦なく攻撃してきます。「あくまで自分はあなたとは無関係」という素振りで、迅速に逃げましょう。

ケース2.自宅のベランダなどで出会う

これも基本的にはケース1と同じです。まずは逃げること。

しかしケース1と違うのはその後の対処法。無事遭遇したハチをやり過ごした後にやるべきことがあります。

それは「近くに巣がないか確認」です。今遭遇したハチが「通りすがりのハチ」であれば何の問題もありません。いなくなったらそれでいいのです。

しかし、近くに巣があるのなら話は別。巣そのものをどうにかしないことにはまた遭遇する確率が高く、根本的解決には至りません。

ハチは家屋の軒下や木の上などに巣を作ります。自宅のベランダなどでハチを見かけた場合、安全な場所に退避しつつもハチの動向や近くに他のハチがいないかなどを確認しましょう。

そして万が一、家の近くに巣を発見した場合、絶対に自分で撤去はしないこと。

素人が無理に自分で駆除をしようとすると高確率で刺されます。1回刺されたらリーチですから、そのことは忘れてはいけません。過去に刺された経験のある方は、巣を探すことすら誰かにお願いした方がいいでしょう。

ハチの巣の対処法は後で説明します。

屋内で遭遇した場合

出先であればいいのです。その場から離れ、いなくなる(もしくはその施設の人が対処する)のを待てばいいのですから。

最悪のケースは「自宅の中にいつの間にか入っていた」パターン。これは放っておくわけには行きません。

まず、最悪の方法として「窓などを開けて出て行くのを待つ」方法。これは近くに巣があった場合、新たな敵を招き入れる危険性があります。いざ戦うとなった場合、1匹でも強敵なのに2匹となるとまず勝てません。ヤラレます。

さらに「目を離す」のも最悪のケースを招きます。「窓を開けて放置、他のことしてたらいつの間にかいなくなってた」なんて安心してはいけません。

もしかしたら、何かの陰に隠れているだけかもしれませんよ?そしてあなたの隙を狙っています。

スズメバチクラスになると、飛んでいる時の羽音はかなりの存在感を示します。一方、鳴くわけでもないため歩いている時はプリウス以上に静音性に優れます。

私はかつて、家の中に入ったハチを追い出すのに1時間以上膠着状態を続けたことがあります。最小限に窓を開け、誘導するのも怖いのでじっと目を離さずに解放の時を待つ。かなり辛かったです。

よって、自宅内でスズメバチと遭遇した時の最良の解決方法は戦うことになります。

対スズメバチ用最強兵器

スズメバチに限らず、ゴ◯ブリやハエなどの対策に殺虫剤を常備している家庭も多いかと思います。

ハチが出た際にご自宅の殺虫剤を使う場合、成分をよく確認してください。中にはハチには効かないどころか逆に興奮させてしまうものもあります。

我が家にも殺虫剤はありますが、私がハチと戦う際に使う最強兵器があります。それがヘアスプレーです。

ハチの羽を想像してください。薄くてペラッペラですよね?あれってヘアスプレーで固まるんです。(スーパーハード推奨)

殺虫剤は効果が出るまで多少の時間がかかり、照射が不十分だと逃げる敵に追撃が必要となるため、窮鼠のごとく返り討ちにあう可能性があります。

しかしヘアスプレーの場合、殺すことより機動力を封じることに重きを置いている上に割と即効性があります。うまくいけば照射したその場にポトっと落ち、ほぼ身動きできなくなります。(足も固まるようです)

スズメバチの怖いところは「機動性」が大半です。動きを封じれば逃げることも反撃することも出来ません。あとは煮るなり焼くなり自由にしましょう。あ、素手やティッシュペーパーなどの薄い紙で触るのは絶対だめですよ?

ハチに限らず飛来種全般に有効な方法で、非常にオススメです。

ハチの巣の対処法

どこにあるのか確認

巣がどこにあるのかは非常に重要です。

自身の敷地内なのか、近所のお宅の敷地内なのか、それとも公道や公共施設の所有地なのか。

その違いで対処が変わる場合が多いので、必ず場所を確認しましょう。

行政を頼ってみよう

これはお住いの市町村によりますが、中には「市や町がハチの巣を駆除してくれる」ところもあるようです。

もしも行政が対応してくれるのならお金もかからず最良ですね。しかし行政では対応してくれないところも多くあります。

それでもハチの問い合わせは多いようで、民間の駆除業者を紹介してくれたりします。その場合は民間業者に依頼することになるでしょう。

その際、気になるのが「費用は誰が負担するのか」ということですよね?

これは基本的に「ハチの巣がある場所の所有者」になります。

あなたの家の敷地内であればあなたが、隣人の敷地内であれば隣人が、公共施設であれば管理しているところがその費用を負担します。

「自然に出来たものなのに!」と納得がいかないことも多いでしょうが、自然に出来たものだから「自然災害」の扱いであり負担は個人でするのです。賃貸住宅の場合は大家さんや管理会社に問い合わせてみて下さい。

もしもご近所のお宅に敷地にハチの巣があり、あなたが迷惑を被っている場合はそのお宅にそのことを伝えましょう。

しかし昨今では何がご近所トラブルになるかわかりません。伝えたにも関わらずハチの巣を撤去してくれない、そもそも付き合いがないので伝えることすら憚られるという時には町内会を使って下さい。こういう時のための町内会ですから。

最後に

何度も言いますが、スズメバチは非常に怖いです。国内でもバンバン死亡例が出ています。

遭遇自体避けることは困難なので、遭遇してしまったら冷静に対処をして下さい。

刺されてからでは遅いですからね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは、また。


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